こんにちは、北海道遊び人こと西村彩乃です。
今回は、北海道滝川市のグライダー体験をご紹介します。
たきかわスカイパークとは
滝川市周辺は地形的に上昇気流が発生しやすく、
航空管制の制約も少ない滝川市はスカイスポーツが盛んな街です。
市内にある「たきかわスカイパーク」は全国トップクラスの設備を備え、
日本中からグライダー愛好者が集まります。
グライダーは上空まで軽飛行機で牽引され、
上昇気流をつかまえて大空高く舞い上がります。
グライダーの体験搭乗が常時できる施設は、日本中でもここだけ。
愛好者はもちろんのこと、観光客の体験型観光として、
楽しむことができます。
私は、2019年7月12日に体験しましたが、
実は、2020年5月にも計画していて、
時期的に、やはり滝川市の名物のに保有数の作付面積を誇る
菜の花畑の黄色い絨毯を上空から眺めようと考えていたのですが、
コロナ禍のため、グライダー体験飛行の中止どころか、
北海道の旅自体がキャンセルとなってしまいました。
ぜひ2021年にはリベンジしたいと思っています。
グライダーに搭乗するまで。
たきかわスカイパークは滝川市の石狩川河川敷にあります。
午前十時に予約をしていたので、それより少し前に到着するようにして、
たきかわスカイパークに向かいます。
道央自動車道の「滝川インターチェンジ」から約15分です。
詳しいアクセスはたきかわスカイパークのアクセスのページがわかり易いです。
駐車場に車を停めて、管理棟で受付を済ませ、
滑走路に出ます。
滑走路では私が乗るグライダーの準備をしています。
胴体に比べて主翼が長いですね。
いよいよワクワクどきどき。
主翼の長さに比べて、胴体は小さいですね。
私の顔はデカいです。
前部座席も点検中。
この軽飛行機でグライダーを曳航します。
こちらのパイロットはオーストラリアの方だそうです。
パラシュートを装着。
でも、「おまじないみたいなもんです」ということらしいです。
後部座席に乗り込みます。
目の前に計器類があります。
本来、2人乗りのグライダーは、
前部座席に練習生が乗り、後部座席は教官が乗るそうです。
ですから、計器類はもちろん、操縦桿なども動きます。
でも、「触らないでね」と、ご注意を受けました。
いよいよ離陸!!
思っていたよりすぐに浮き上がります。
そして、しばらくして曳航していた軽飛行機から切り離されて、
グライダーの滑空が始まります。
左下へ、離れていく曳航機の機体が印象的です。
動画中の頭上の赤い糸ですが、運命の赤い糸か、
磯野波平氏の一本毛のようですが、
Wikipediaによれば、立派な計器です。
計器は速度、高度、コンパスに加えて滑り(機体と気流が相対する方向と、機首の指す方向が一致していないこと。こうなると抵抗が大きくなる)を見るための毛糸をキャノピーに貼るのが基礎である(この毛糸が常に機体の軸線と一致するように操縦すれば滑りがないということになる)。
Wikipediaグライダーより引用
たきかわスカイパークでは、専用のテープまで開発しているようです。
毛糸取り付け専用のテープを開発してみました。
たきかわスカイパーク ネットショップリリエンタールのページより引用
極薄の、透明タイプの耐候性テープです。概ね、半年に1回程度張り替えすれば、キャノピーはいつもすっきり!
空を飛ぶ鳥のように。
ちょっと雲の多い空ですが、
素晴らしい眺めです。
左、石狩川、右、空知川の合流地点。
石狩川をはさんで、右が滝川市、左が新十津川町です。
中央やや右に、離陸したたきかわスカイパークの滑走路が見えます。
滝川市街。
滝川市街。中央下はJR滝川駅です。
国道12号線の日本一の直線道路を上空から見ることができます。
JR滝川駅を逆方向から見ます。
河川敷の「たきかわスカイパーク」の滑走路
TAKIKAWA の文字や管理棟が見えます。
着陸・・・
着陸態勢に入ります。
空の上にいたのは10分~15分くらいですが、
あっという間の気もしますし、
もっと長い時間だったような気もする不思議な感覚です。
ひとことで言えば、、、
「夢中」かな。
着陸。
芝生のグラスランウェイに着陸しますので、
ゴトゴトと。
思っていたより、すぐに停止します。
パイロットのK.O.さんと、イェーイ!
(お名前イニシャル出し、お顔出しのご了解をいただいてます)
ちなみに、私は一人での体験で、私が被写体となっている画像は、
スタッフの方にお願いして撮影しましたが、
できたら二人以上で行って、(体験は一人ずつなので)
待っている間に、体験している人の離陸風景や上空での様子、
着陸の様子などを撮影すると、より臨場感のある動画が撮れると思います。
たきかわスカイパークのご案内
ご注意(2020年の体験フライトについて)
たきかわスカイパークでは、新型コロナウィルスによる感染症のため、
グライダーの運航、併設の航空動態博物館を休止していましたが、
航空動態博物館を5月28日(木)より開館、
グライダーの運航(クラブフライト・体験飛行等)を
5月30日(土)より段階的に再開します。
マスクの着用等、感染拡大防止に関する「新北海道スタイル」への
ご協力をお願いいたします。
引き続き、感染拡大防止に努めるとともに運航の平常化を図ってまいります。ご不便ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
- フライトを希望される方は必ず前日までにご連絡・ご予約下さい。
当日の飛び込み参加については、当面の間お断りさせて頂きます。 - 北海道知事からの往来自粛要請により、5月31日までは札幌市および北海道外から、6月19日までは北海道外からの来場はご遠慮下さいますようお願いいたします。
- 対象地域や期間は北海道知事による往来自粛要請に合わせて、今後見直す場合があります。
- 今後の感染拡大状況により、急遽クローズする場合があります。
引き続き、感染拡大防止に努めるとともに運航の平常化を図ってまいります。ご不便ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
たきかわスカイパーク公式サイトより引用
グライダー体験をするには。
体験飛行を希望される方は、あらかじめご連絡いただきスケジュールの確認をお願いいたします。当日でも機材に空きがあれば受付できますので、電話又は直接たきかわスカイパーク事務所でご確認下さい。
グライダーについては通常のトレーニングにも使用しており、1時間あたり2〜3回しか飛行できませんので、受け入れ人数に限りがあります。イベントの開催、あるいはグライダースクールの開催等により、体験飛行ができない事もありますのでご了承下さい。
天候不良(雨、強風=10m/sec 以上)、雲底高度不足(300m以下)、視界不良(霧)、機材の不調、整備の都合により、予告なく飛行を中止することもあります。事前にご連絡頂ければ、当日の天候見込についてお伝えいたします。
ご予定をキャンセルされる場合は必ずご一報下さるようお願いいたします。
たきかわスカイパーク公式サイトより引用
グライダー体験の費用
体験飛行にかかる費用はこちらです。
≪グライダー:飛行時間約10分、高度450m≫
一般8,000円、 小・中・高校生4,500円
≪モーターグライダー:飛行時間約10分、高度450m≫
一般8,000円、 小・中・高校生4,500円
その内容に比べれば、破格の金額と言えるでしょう。
ぜひ、大空を舞う鳥のような浮遊体験をしてみましょう。
空を飛んだあとは
まずは、たきかわスカイパークの構内にある
スカイミュージアム(航空動態博物館)に行ってみましょう。
カッコいいグライダーが展示されています。
スカイミュージアム(航空動態博物館)
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:夏期(4月中旬~11月中旬)無休
冬期(11月中旬~4月中旬)土・日・祝祭日、年末年始
※2019年度は11/16から冬期開館となります。
また年末年始の休館は12/23から1/3までとなります。
入館料:一般:320円、高校生:210円、小学生・中学生:100円
(ただし、夏期間の個人の見学については無料)
その他:
・夏期は地上・飛行展示のため、
航空機が格納されていないことがあります。
・団体利用の場合は事前予約が必要になります。
たきかわスカイパーク公式サイトより
お腹がすいたら・・・
北海道滝川市と言えば、
北海道でも人気の松尾ジンギスカン本店があるところです。
11時から営業していますから、
グライダー体験のあとのランチにピッタリです。
しかし、スケジュールが押して、ゆっくり食事ている時間がない!
でも大丈夫。松尾ジンギスカンさんでは、
オンラインショップもやっていますから、
滝川の思い出を取り寄せてみてはいかがでしょうか?
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