冬の北海道 スノーシューハイキングは初心者でも気軽に楽しめます。

知床五湖スノーシューハイク

こんにちは、北海道遊び人こと西村彩乃です。
冬の北海道の体験アクティビティの中で手軽に楽しめるのがスノーシューハイクです。
私は、知床や摩周湖周辺、糠平湖(タウシュベツ川橋梁)などで体験していますが、
この記事では、知床プレぺの滝(2018年2月・紺白ボーダーウェアの画像)
知床五湖(2019年2月赤いウェアの画像)の2回の経験をもとにご案内させていただきます。

目次

スノーシューってなんですか?

Snowshoe 日本語で「西洋かんじき」と言われていますが、
これでも、よくわかりませんね。ようするに、雪の上を歩くための履物です。
スキー板やスノーボードが雪の上を滑走する道具とすると、
スノーシューは雪の上を歩くための道具です。
メーカーや主用途によって多少デザインがことなりますが、
こちらの画像で私が履いている赤い大きな下駄みたいなのがスノーシューです。

ゴム長靴やスノーブーツを履いて、ゴムベルトや金具でスノーシューをセットします。
つま先は固定されますが、かかとは浮くようにデザインされていて、歩きやすくなっています。
ただ、いつもより足が巨大化していますから、
はじめのうちは自分で自分の足(のスノーシュー)や、
前を行く人の足を踏んでしまうこともあります。
知床五湖でスノーシュートレッキング

このスノーシュー、商品的には平地・緩斜面用、登山用、
トレイルランニング用の3つに大別されますが、
ガイドツアーは平坦なトレールを中心に、一部だけ緩やかな斜面を行くことが多いので、
ほとんど平地・緩斜面用が使われています。

ですから、なにかのきっかけで急斜面を上ったり横切ったりすることになるとかなり苦労します。
こちらの画像は、「冬の糠平湖タウシュベツ川橋梁へ」というツアーに参加したとき、
正面に見える小さな丘の上が帰路の集合場所だったのですが、
雪はフカフカで、スノーシューを履いていても足は雪に潜るし、斜面はきつくて息は切れるし、
目の前で、他の参加者さんたちが待っていてくれても、
中々たどり着けず集合時間に遅れそうになりました。

冬のタウシュベツ川橋梁

スノーシューハイクはどこでできますか?

スノーシューを履いて雪原を歩くスノーシューハイキングスノーシュートレッキング
ガイドツアーが北海道内の各地で開催されています。

知床周辺、摩周湖周辺、十勝、富良野周辺、ニセコ周辺、道南大沼周辺などなど、
それこそ北海道中いたるところで体験できます。
そして、札幌周辺にも、札幌駅やホテル送迎付きで気軽に参加できるツアーもあります。
こちらは、例えばご出張で札幌に来られたとき、半日時間の余裕があれば体験できますから、
ぜひ体験してみてください。
スノーシューはもちろん、防寒ウェアのレンタルもできるツアーもあります。

・・・昼間に時間が取れなくても、ナイトツアーもあります。
すすきのナイトツアーよりも健康的で素晴らしい体験ができると思いますよ。

ちなみに、各ツアー会社によってスノーシューハイキングだったり、
スノーシュートレッキングだったり名称がまちまちです。
なにかトレッキングの方がハードそうなイメージですが、
内容的にはほとんど変わらないので、
以下、ここではスノーシューハイキングの略称スノーシューハイクで統一して文章を進めさせていただきます。

スノーシューハイクはだれでも参加できますか?

もちろんコースにもよりますが、小学生からでも参加受付しているツアーも多いです。
実際、私が参加した知床プレぺの滝スノーシューハイクでは、
家族連れの一人でで小学4年生の女の子が参加していましたが、
まったく遅れることなく、全コース完歩していました。
左下のピンクに白水玉のウェアがそのお嬢さんです。
知床スノーシューハイク
雪のないところで1時間くらいお散歩できる体力があれば大丈夫だと思いますが、
念のため、参加資格の確認とツアー主催者にお問い合わせをしてください。

一緒に知床半島フレぺの滝の絶景も楽しんでいます。
こちらの画像はRICHO THETAで撮影した全天球画像です。
スマホはスワイプで、PCはカーソルやスワイプで画面を動かすことができます。
また、画面左下のTHETAマークをクリックしてRICHO THETAの公式サイトで、
THETA基本アプリをインストールしていただくと、
リトルプラネットなどいろいろな表示方法でお楽しみいただけますので、
PCでご覧の方は是非お試しください。

知床半島フレぺの滝スノーシューハイキング。(2018/02/13) #知床ネイチャーオフィス #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

スノーシューハイクのときの服装は?

足元はレンタルスノーシューでばっちり。
スノーシューの足元

基本的には、掲載の画像のようにスキーやスノボウェアの重ね着で防寒対策をしましょう。
ただ、インバウンドの参加者の中には、街なか用のオーバーコートの方もいました。
フカフカの雪に寝転ぶアトラクションを楽しむこともありますから、防水素材の方がよいと思います。
雪の上で大の字

頭は、耳まで覆うニットキャップと襟元、口元の防寒対策用にスヌードがあると万全です。
こちらは万全すぎる怪しい参加者、、、私ですが。
防寒対策は怠りなく

汗をかくこともありますので、
コットンの下着は避けて、化繊のヒートテックなどが良いでしょう。

スノーシューハイクの楽しみ方

スノーシューハイクの楽しみの第一は、大自然の絶景の中を歩くことです。
知床五湖スノーシューハイク

森を抜け、動物の痕跡を探したり、こちらはヒグマの爪痕。
ヒグマの爪痕

凍結した湖上の雪原に残るキタキツネの足あと。
湖上の足あと

ときには、痕跡ではなく、生身に遭遇することもあります。
知床の冬エゾシカ

動物との対話だけでなく、
ちょっとしたスロープでガイドさん持参のビニール袋を利用したそり遊び。
自然の滑り台

素晴らしい絶景との出会いはスノーシューハイクならではのものです。
こちらもRICHO THETAで撮影した全天球画像です。
スマホのスワイプやPCのかのカーソルで場面を動かしてお楽しみください。

冬の知床五湖ツアー。 オホーツク海を望む小高い丘。 2019年2月14日 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

流氷のオホーツクを望む、知床五湖の小高い丘。
流氷のオホーツク海を望む

ぜひあなたも、冬の北海道の大自然の中、
スノーシューハイクを楽しんでみませんか?

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