こんにちは、北海道遊び人こと西村彩乃です。
冬の北海道のアクテビティ体験もいろいろありますが、今回は犬ぞりをご紹介します。
私は、2018年2月、2019年2月の2回体験していますが、
この記事では、2019年2月の体験をメインにご案内させていただきます。
一部の犬ぞり体験の、100m200mほど犬ぞりに乗っかってみました、
という遊園地のアトラクションみたいなのとは異なる5㎞~10㎞、さらにそれ以上の距離を走る犬ぞりは、
十勝の鹿追町や、オホーツクの遠軽町白滝、旭川市、南富良野町など
で開催されていますが、
私は南富良野町の北海道アドベンチャーツアーズ hat !さんにお世話になりました。
なお掲載画像のうち☆は、スノーモビルで先導するガイドさんが、要所要所で撮影してくださった画像を譲り受けました。
犬ぞりの準備とスタート
南富良野町落合からほとんど車の通行のない道を北落合に向かいます。(実は帰り道)
しばらく北上して少し横道に逸れると、
北海道アドベンチャーツアーズ hat! さんの黄色いベースハウスが見えてきます。
初めてのときはご老体の寝ているベースハウス内でレクチャーを受けます。
ホワイトボードを使って説明と注意を受けます。
犬ぞりの準備が始まります。
ハーネスを付けた犬たちをリードにつないでいきます。
この日はインドから来たお客さまも犬ぞりを楽しんでいらっしゃいました。
私の袖に、犬たちの名前を書いた紙をテープで留めます。
走りながら、常に犬たちに激励の声かけをします。
「コリンGO!」「ダルGOGO!」とか叫びながら走ります。
声掛けをしないと、犬たちはサボって力を抜いてしまうそうです。
いよいよスタートです。犬たちも、走れるのがうれしくてピョンピョン飛び跳ねています。
ソリにスマホを取り付けて、操縦者の私の目線での動画です。
かなりハードな犬ぞり。
一見、優雅に見える犬ぞりですが、実はかなりハードなアクティビティです。
犬たちを制御して、ソリをコントロールするのは、体験者自身で行います。
コーナリングは難しいです。
ソリにはブレーキだけで舵が付いていないので、自転車やオートバイのように体を傾けてソリを安定させます。
既にコーナーを曲がった犬たちとソリをつなぐリードは、カーブに沿ってラインを作ってくれませんから、
ときとしてソリは、走行ラインから外れて、横の雪山に突っ込みます。
一生懸命、体重移動して走行ラインに戻ろうとしますが、
コーナーを抜けて、自然に走行ラインに戻るまで、ほとんど、そのままです。☆
また、小さなアップダウンでは、膝を曲げたり伸ばしたりしてソリを安定させます。
また、登り坂では、犬たちを助けるために、片足で、雪面を蹴って走行の補助をします。
が、補助をするどころか、足がもつれて引きずられてしまうなんてこともあります。☆
ときおり、お犬さまのトイレタイムがあります。
お尻をモゾモゾさせている犬がいたら、ブレーキを踏んでソリを止めます。
そうしないと、トイレ以外の犬たちがガンガン走って、
トイレしたい犬がへっぴり腰や、片足上げ状態で動いてしまいます。☆
登り坂が続くと息が上がってしまいます。苦しくて下を向いています。☆
林間を行く犬ぞり。☆
平坦なところで、息を整えます。☆
犬ぞりはすごく楽しいです。
でも、決して優雅ではありません。
かなりハードなスポーツです。
走り終えて犬たちに感謝のふれあい
コースを完走すると、思わず犬と頬擦りしたくなって、
犬たちと一緒に「やり遂げた」感がすごいです。
先頭でがんばってくれたダルとコリンにねぎらいを。☆
実は、私、取り立てて犬好きというわけではないのですが思わず抱き寄せます。☆
そして、昨年も仲良くしてくれたハルマくん。☆
一番の仲良しハルマくん。☆
北海道アドベンチャーツアーズさんへのアクセス
南富良野町で犬ぞり体験を主催する北海道アドベンチャーツアーズさんへの行き方。
JR落合駅の北方にベースハウスがあります。
スマホの地図かカーナビに北海道アドベンチャーツアーズと入力するか、
電話番号(0167−39−7810)を入力すると来られます。
住所入力ではヒットしませんのでご注意下さい。
また、トマムや南富良野町内の宿泊施設(かなやま湖ログホテルラーチがおススメ)、JR駅までの無料送迎もしています。
雪道運転に慣れない方は利用するのもよいでしょう。
基本は二人乗りですが、一人参加も受け入れてくださってますので、一人旅派にはうれしいです。
北海道アドベンチャーツアーズ公式サイト
https://hokkaido-adventures.com/
公式ページ内に北海道アドベンチャーツアーズさんの犬ぞりに対する考え方のページがありますから、犬ぞり体験希望の方はぜひご一読ください。
https://hokkaido-adventures.com/concept.html
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