こんにちは。北海道遊び人こと西村彩乃です。
私、お金(カネ)も好きですけれど、
金(キン)も大好きです。
ということで、砂金掘り体験について書いてみます。
なお、記事中の料金、開園時間などは、訪問時のものです。
お出かけ前に公式サイトなどでご確認ください。
また、自然の河川での体験となりますので、
当日の天候や河川の増水などにより体験できないこともあります。
あらかじめご承知おきください。
ポロヌプリ山は金の山?
私は、浜頓別町のウソタンナイ砂金採掘公園と、
中頓別町のペーチャン川で砂金掘り体験をしています。
そのウソタンナイ川もペーチャン川も、
さらに明治期に砂金採掘で賑わった枝幸町歌登のパンケナイ川も、
同じポロヌプリ山を水源とする川です。
とすると、ポロヌプリ山は、まさしく金の山なのですね。
地図はGoogle Mapをお借りして加工しました。
なお、各川の流域は概略です。(別の言い方をすればテキトー)
ウソタンナイ砂金採掘公園で砂金掘り!
2017年6月13日訪問時の記録です。
浜頓別町のウソタンナイ砂金採掘公園で、初めての砂金掘り体験!
ウソタンナイへはオホーツク沿いを走る国道238号線や国道275号線からの要所に
案内看板がありますから、それに従って進行すれば迷うことはないと思います。
国道238号線と道道586号線の分岐浜頓別町豊牛にある案内看板とモニュメント。
(画像はGoogleストリートビューからお借りしました)
こちらは国道275号線から道道586号線への分岐。
(画像はGoogleストリートビューからお借りしました)
案内所のゴールドハウスです。
風がありましたけれど、よいお天気の日でした。
さわやかな風が吹き抜けるウソタンナイ砂金採掘公園。
腿までの長靴とカッチャ(鍬みたいなの)と、ゆり板(砂金を探すお盆みたいなの)と
見つけた砂金を確保しておく赤い布(腰のあたりに見える)を借りて、
やり方を教えてもらって1日時間制限なしで超破格の¥500.です。
インストラクターの I さんのレクチャーを受けます。
(お顔出し、お名前出しのご了解をいただいています)
すごく親切丁寧に教えてくださいます。
まずはカッチャで川の中の砂利を掘り起こします。
このとき、足でゆり板を流れていかないように押さえておきます。
ゆり板に砂利を適量置きます。
川の流れの中で、ゆり板をゆすり
少しずつ、砂利を取り除き、細かい砂だけになるようにします。
一攫千金を夢見て、作業に熱が入ります。
大きめの砂利は手で取り除きます。
砂金はあるかな?
この作業を繰り返して砂金を探します。
ところがねぇ、この中腰の姿勢が辛いんですよ。
時間無制限なのですが、私は1時間足らずでギブアップしました。
それでも数粒、、、というか、極々小さな砂金を5つほど見つけました。
金の価格にしたら、¥100.にもならないくらいでしょうが、
苦労して自分で見つけた金はうれしいです。
受付のゴールドハウスで小さな容器に入れたり、
カードとともにパウチしてもらうこともできます。(別料金)
赤矢印のところに私の砂金が封印されています。
・・・ちなみに所在地もこの辺りです。
キャンプ場もあります・・・ウソタンナイ砂金採掘公園
ウソタンナイ砂金採掘公園へは、
一攫千金(笑)を狙って、2018年7月2日にも2度目の訪問をしています。
この年、2018年6月下旬から7月上旬にかけて、
北海道はいわゆる「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」で、
連日の雨続きでした。
到着して、受付のゴールドハウスに行ってみると、
なんと、連日の雨で川が増水していて、
川に入っての本格的砂金採掘ができず、
本日は「水槽掘り」のみとのこと、、、
水槽掘りって、ようするに「金魚すくい」ですよ、「金魚すくい」。orz
う~ん残念。
キャンプ場も併設している、公園内で写真を撮って、
今回は「一攫千金」は、諦めることとします。
ちなみにゴールドハウスがキャンプ場の受付も兼ねています。
雰囲気のいい、林と草地が広がっています。
いずれキャンプでも訪れたいところです。
川は思ったほどの増水ではありませんが、
やはり、川に入っての作業は危険かもしれません。
花の咲き乱れる中で「行き倒れ」。でもピース。
ウソタンナイ砂金採掘公園のご案内
砂金掘り受付 午前9時~午後4時30分
川掘り 1名 500円(大人、こども共通)、ゆり板、カッチャ、特長靴貸与
時間制限無し(川が増水した時や悪天候の場合に出来ないことがあります)
水槽掘り 1名30分 500円(大人、こども共通)、ゴールドパン貸与
キャンプ場
料 金 1名(2020年4月1日より) 400円(小学生200円) ※6泊目以降3割引
設 備 トイレ・炊事場有り、バーベキュー焼台(無料)、アミ・鉄板貸出し有り(いずれも200円)、
車両乗入れ禁止。
なお、2020年のウソタンナイ砂金採掘公園は、
6月1日オープンを予定していましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間オープンを延期となりました。
2020年の川掘り体験は実施しないことになりました。
詳しくは、浜頓別町観光協会公式サイトのウソタンナイ砂金採掘公園をご覧ください。
ペーチャン川砂金掘り体験
2019年7月13日に中頓別町ペーチャン川(兵安川)で砂金掘り体験をしました。
今回の、砂金掘り体験プログラムは、
「そうや自然学校」のがわさんこと北川さんにガイドしていただきます。
道の駅ピンネシリで、体験プログラムの受付をします。
私は、前日から道の駅隣のピンネシリオートキャンプ場に滞在していました。
そうや自然学校の車で、砂金掘りをするペーチャン川まで移動します。
一攫千金を夢見て(笑)、気合いが入っています。
川の中をじゃぶじゃぶ歩いて、目指すは砂金スポット。
(実は、帰りに撮影)
ヒグマの生息地なので、ガイドのがわさんは、
ヒグマに人の存在を知らせるホイッスルを一吹き。ピィ~~
万が一のためにクマ撃退スプレーも持参しています。
こういう、岩の影、流れの淀みに砂金は集まります。
砂金掘り開始です。
手にしているのは「カッチャ」と呼ばれる、砂金掘り専用の鍬みたいなの。
手前の緑のお盆は「ゴールドパン」という、
掬い取った砂利をのせ、砂金を探す道具です。
ウソタンナイで使った「ゆり板」に代わる新兵器です。
柄を垂直にして、砂利を持ち上げます。
あらよっと。
ある程度砂利が溜まったら、
川の流れの中でゴールドパンをゆらして、
いらない砂利を流していきます。
腰が痛いものだから、川の中の石に坐っています。
へへへ、砂金はあるかな?
さき~ん砂金
結構、疲れるので、ティータイムをはさみます。
がわさんが、お茶を用意してくださいました。
おやつもいただきます。
その名も「砂金物語」
キラリ金箔付きです。
笑顔が爽やかながわさん。
(お名前出し、お顔出しのご了解をいただいています)
私、何か、顔がむくんでいるな。
さて、見つけた砂金はスポイトで吸い取って、
小瓶に入れます。
砂金掘りの手順を動画にしてみました。
動画撮影 GoPro HERO7 BLACK
GoPro HERO7 BLACKの後継機HERO8が発売されています。
集めた砂金キラキラ 黒いのは砂鉄です。
(瓶のレンズ効果で砂金は大きく見えます・笑)
がわさんの砂金。
砂金掘り終了後、
再び、川の中を歩いて戻ります。
途中で、発見したのは、、、、
動画撮影 GoPro HERO7 BLACK
なんと!脱ぎたて・笑、蛇の抜け殻でした。
車で、道の駅に戻ります。
ペーチャン川砂金掘り体験のご案内
受付期間 2020年5月23日(土)~2020年11月1日(日)
ツアー時間帯 ①9:00~12:00/②13:00~16:00(所要時間約3時間)
時間帯は調整出来る場合もありますので、お気軽にご相談下さい。
定員 1~6名※定員を超える場合はご相談ください。
参加対象 小学生以上
持ち物 あれば望ましいもの
タオル・虫よけスプレー・サングラス・日焼け止め
服装 濡れてもよい動きやすい服装 ※化繊素材のものがベスト
小雨時の場合の雨が防げるレインウェア
※体験中は胴付き長靴(ウェーダー)をお貸しして
着用して頂きます。
帽子
集合解散場所 道の駅ピンネシリ駐車場【住所:枝幸郡中頓別町敏音知72-7】
※ご集合後、砂金掘りのポイントへ移動します。
料金 大人4,000円、小中学生2,700円
(砂金掘り道具レンタル料、砂金お持ち帰り用小瓶代含む)
料金支払い 当日ご集合時、現金にてお支払い下さい。
ツアー中止について 当日の天候状況(大雨や強風)、河川の増水状況によりツアーが中止となる場合がございますので予めご了承下さい。
ツアー中止の場合は事前にこちらからご連絡差し上げます。
そうや自然学校公式サイトより引用
なお、2020年シーズンは、新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言を受けて、
夏のシーズン開幕を延期していましたが、
政府、北海道知事からの石狩管内以外での休業要請解除を受けまして
そうや自然学校ではアウトドアツアーの営業を5/16(土)より再開させて頂きます。
(そうや自然学校公式サイトより引用)
また、コロナ禍対策として、
【ガイドスタッフが心掛けていること】
・ツアー前日、当日の朝の体調確認と体温測定を行っています。
・お客様に貸し出す装備類は各ツアー終了毎に消毒を行っております。
・ガイド、お客様が同一の車両で移動する際は、
マスクの着用と窓を開けての換気を徹底致します。
・全てのツアーを感染拡大防止の観点から
1グループ貸し切り制とさせて頂きます。
【お客様にお願いしたいこと】
・ツアーご参加前に体調のご確認、体温測定をお願い致します。
・マスクのご持参をお願い致します。
ツアー中、車両で移動の際はマスクの着用をお願い致します。
そうや自然学校公式サイトより引用
日本最大級のレジャー・体験予約サイト アソビュー!
まとめ
浜頓別町のウソタンナイ砂金採掘公園と、
中頓別町のペーチャン川で、砂金掘り体験をしましたが、
手軽に砂金掘りを楽しむのならウソタンナイ砂金採掘公園。
よりワイルドに大自然の中で、砂金掘りに挑戦するなら、
ペーチャン川砂金掘り体験をおススメします。
どちらも、実際に砂金を掘り出すことができます。
一攫千金とはいきませんが、
北海道ドライブの途中、体験なさることをおススメします。
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